もう、誰も好きにならない。










そして、グイグイ引きずられながら教室へ。







「痛い!! 痛い!!」







教室の扉の前で、手を振り解こうと暴れてみる。







「暴れんな。 オマエ、もう高校生だろうが」







男子の力に勝てるはずもなく、呆れ顔の二宮くんにアッサリ取り押さえられた。







「痛い!! 離して!! 行きたくない!!」







「ハイ、出た。 本心。 オマエ、教科書がないから授業受けたくないんじゃないだろ。 みんなの視線が怖いだけだろ」








二宮くんが白い目をワタシに向けた。







「・・・・・・・・・・・教科書がない事だって理由の1つだもん」







図星を射されても尚、言い返すと







「その理由、解消されたからサボんな」







二宮くんが、ごねるワタシを無理矢理教室に引っ張り入れた。