二宮くんと別れ、ひとり学校へ入る。
どうせ教科書はない。 ・・・・・・・・・・また準備室にでも行こうか。
教室には行かず、準備室へ向かう。
準備室はいつも通り誰も居なくて、落ち着く。
悪口もない。 悪意の視線もない。
何もない。
今日はどうやって時間を潰そうか。
適当な椅子に座り、机に頬杖をついていると
-----------------ガラ。
準備室の扉が開いた。
「やっぱりココにいた。 学校に来てても授業に出なかったら単位落とすぞ。 留年するぞ」
扉を開けたのは、二宮くんで。
こんなワタシを気に掛けてくれるのは、やっぱり二宮くんだけだった。



