もう、誰も好きにならない。










「兄ちゃんの彼女と、ヤっちゃったんだよねー、オレ」







多少、後悔と反省の念は感じる、二宮弟。








「バカじゃないの」







などと、友達の彼氏に手を出したワタシが言ってみる。







ワタシ、何様。







「だってさー、ココ数年でセックス覚えた十代だよ?? そりゃ、ヤリたくてしょーがないでしょ、男も女も。 で、兄ちゃんがいない日に兄ちゃん訪ねて来た彼女を誘ったら、最初は拒んでたんだけど、そのうちあっちもその気になってさー。 それが兄ちゃんにバレちゃったよねー」








二宮弟が『はぁ』と溜息を吐いた。








「そりゃバレるでしょ。 近すぎ。 兄弟間で隠し事なんか、リスク高すぎ」







などと、友達間の隠し事がバレたワタシが言ってみる。