・・・・・・・・・・・・・・そりゃ、そうだ。 二宮くんは曲がった事が嫌いな性格だ。 好きなワケでもない、友達以下のワタシとそんな事をしたいワケがない。
『軽い女』に見られたくないくせに、そういう対象にすらなれない事が悲しい。
恋というのは本当に厄介だ。
成就しない恋をし続ける事ほど、タチの悪いものはない。
これ以上好きになっちゃダメだぞ。 諦めるんだぞ。 好きになってなんてもらえないんだぞ。 もう、誰も好きになんかならないんだからな!!
自分に激しく言い聞かせながら、前を歩く二宮くんを追って校舎を出た。



