もう、誰も好きにならない。











--------------------そして、文化祭当日。







ワイワイ楽しそうに準備をする教室を通り過ぎ、準備室へ。







二宮くんの出番の時間を待つ。








準備室の外から、日常にはない喧騒が聞こえてきて、ちょっと胸が高鳴り、また沈んだ。








・・・・・・・・・・・・・・・ワタシもこの喧騒の中にいたかったな。








無意識に溜息が漏れる。








楽しそうな時間の中にいると、自分の孤独が浮き彫りになって、やけに辛い。








耳にウォークマンのイヤホンを差し込んで周りの音を遮断し、じっと時計を見つめては、なかなか過ぎてくれない時間に少し苛立った。