---------------------その日のお昼休み。
普段と変わらず、準備室でひとりお弁当を食していると
----------------ガラッ。
お昼寝をすべく、いつも通りの時間に二宮くんが準備室の扉を開いた。
教室での会話が減ったからといって、準備室でお喋りをするというわけでもない。
だって、二宮くんの目的はあくまで『昼寝』なのだから。
普段通り、適当な席に座っては、上半身を机に預けて眠る二宮くん。
二宮くんの睡眠を妨げぬ様、静かにお弁当を食べ続ける。
お母さんの手作り弁当をキレイに全部平らげ、お弁当に蓋をしていると
「冴木、頼みがあるんだけど」
食べ終わるのを待っていたかの様に、二宮くんが喋り出した。



