もう、誰も好きにならない。










「やっぱ、気合うんだろうな。 ヤリマンとヤリチンて」








二宮くんの悪口は続く。 彼はどうしてこんなにイライラしているのだろう。








「・・・・・・・・・・・・話をしていただけで『ヤリマン』になるのっておかしくない??」







「弟とどんな卑猥でいやらしい話をしてたの?? ヤリマンさん」







二宮くんは、どんだけ二宮弟を恨んでいるのだろう。 どんだけワタシを嫌っているのだろう。








「・・・・・・・・・・・・・二宮弟は『冴木は好きな男としか寝ないヤツ』って言ってくれたのに」







二宮くんを睨みつけると







「何そのヤリ同士の馴れ合い。 茶番だねー」







二宮くんが臭い顔をしながら嘲った。