もう、誰も好きにならない。










・・・・・・・・・・・・・言い訳なんかじゃなかったのに。







ワタシの言う事は、二宮くんには響かない。







二宮弟の勘、大ハズレだよ。 ハズレすぎもイイトコだ。







もうこれ以上言う事もないから黙っていると










------------------キーンコーンカーンコーン。








予鈴が鳴った。







5時間目が始まる。







でもなんとなく、二宮くんの隣で教科書を見せてもらいながら授業を受けるのが気まずくて、重い腰が上がらない。







足が、動きたがらない。







「冴木、何してんだよ。 授業、遅れるだろうが」







そんなワタシの手首を、二宮くんが掴んだ。







どうしても行きたくなくて、フルフルと首を左右に振る。







「・・・・・・・・・・・・オマエ、余裕で授業サボれるほど頭良くないだろうが」







そんな抵抗が二宮くんに通用するワケもなく、今度はワタシの腕を掴んで無理矢理立たせようとする二宮くん。









ワタシのやる事成す事全て、二宮くんには受け入れてもらえない。