もう、誰も好きにならない。










改めて、自分のしてしまった事を後悔していると







「冴木!!」







ワタシを呼ぶ声がした。







声の方に目をむけると、心配そうな顔で走ってくる二宮弟が見えた。







ワタシたちの所へ駆け寄ると







「・・・・・・・・・・・・・・2人で何の話??」








険悪な空気を悟ってか、二宮弟がワタシたちの間に割って入った。








「・・・・・・・・・・・・・・奏くん、ヒドイよ。 なんでワタシばっかり・・・・・・・・・・・。 何で冴木は襲わないの?? 何で冴木の邪魔はしないの?? 冴木とはヤりたくなかったから??」







二宮弟が来た途端、恨み辛みをぶつけ始めた二宮くんの元カノ。 なんか、内容が凄く失礼だし。 そりゃあ、アナタに比べたら、ワタシの顔は不細工ですよ。 だからって、そんな言い方しなくてもイイのに。








無意識に口を尖らせてイラついていると








そんなワタシに気付いた二宮弟が『口、突き出しすぎ』と小声で笑って








「冴木の事、襲ったよ。 でも『嫌だ』って泣いて拒否された。 冴木はね、友達の彼氏とヤっちゃう様なヤツだけど、好きな男としか寝ないんだよ」








ワタシを落としつつも、なんだかんだフォローしてくれた。