短編集『秋が降る』

見上げる拓斗の姿もどんどん小さくなる。

「拓斗! ありがとう。約束だからね!」


最後は笑顔で。


消えゆく意識の中、最後に見た朝陽がこの町を照らしているのを見た。




今日も秋晴れの、いい天気になるだろう。



            【続】