私は歳三さんを下から覗いた。

そして笑い合った。

「ふふ。」

歳「ハハハ。」

「これで仲直りです。」

歳「だな…」

私は嬉しかった。

歳三さんと仲直り出来て。

私は歳三さんの顔を見てるうちに恥ずかしくなって前を向いた。

歳「桜華、こっち向け。」

「首が痛くなります。」

歳「なら…」

ドサッ

歳三さんに押し倒された。

「歳三さん…」

歳三さんの顔が近くなる。

唇と唇が重なるギリギリのところで止まった。

正直恥ずかしい。

「歳三さんっ…!」

歳「俺に言わないといけない事があるんじゃないの?」

飴玉の事だよね…

「飴玉の事ですか?」

歳「そうだ。よく考えたらあの飴玉食べてからだと思ってな。」