民衆が、固唾を飲んでダグダの答えを待っている中、シオンもまた、早鐘のような心臓をどうすることもできずにダグダの言葉を待った。
ファルとダグダの視線が絡まり、暫くの後、ダグダが低い声で言葉を発した。
「神が巫女レイアに、七色の瞳の乙女が現れると告げられた時は、力がみなぎる思いだったが」
そこで一度言葉を切ると、ダグダは豪快に笑った。
「その七色の瞳の乙女が我が息子と愛し合う仲になるとは、その数倍喜ばしい思いだ」
「父上……」
ダグダは眉を上げてファルを見つめた。
「なんだ、その顔は。
この俺が息子の愛する女を奪ってまで国のために使うとでも思ったか」
「いや……」
ファルとダグダの視線が絡まり、暫くの後、ダグダが低い声で言葉を発した。
「神が巫女レイアに、七色の瞳の乙女が現れると告げられた時は、力がみなぎる思いだったが」
そこで一度言葉を切ると、ダグダは豪快に笑った。
「その七色の瞳の乙女が我が息子と愛し合う仲になるとは、その数倍喜ばしい思いだ」
「父上……」
ダグダは眉を上げてファルを見つめた。
「なんだ、その顔は。
この俺が息子の愛する女を奪ってまで国のために使うとでも思ったか」
「いや……」


