シオンズアイズ

「見てシオン、メイク道具一式あるわよ。服もいっぱいあるわ。早くメイクを済ませて皆のところに行きましょ」

言いながら服を選ぶと素早く着て、テキパキとメイクを施す。

「あんたはこれ!これが一番似合う。早く着替えなさい」

香に急かされ、シオンは袖を通しながら口を開いた。

「香、現代に帰る?」

ケシアで同じように尋ねたが、答えを聞けないままであったのだ。

香がメイクの手を止めずに、小さな声で答えた。

「アルゴにプロポーズされたの」

「えーっ、いつ?!」

「あんたがぶっ倒れてた間に」

「マジ!?で、結婚するの?!」