◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ファル一行は出立し、休憩のためにガイザ帝国との国境の手前で兵を止めた。
兵達の列は長く、最後尾がここに到達するにはまだ時間が掛かりそうである。
香は爽やかな風を感じながら岩場に腰掛けてシオンを見上げた。
「本当によかったの?後悔してない?」
香の問いに、シオンはしっかりと頷いた。
「うん、してない。やっぱりファルが心配だし離れたくないから」
それに、香のことも。
マーカスの言葉が胸にのし掛かる。
「そのわりにはマーカスと馬に乗ったりするからイライラしてるわよ、王子様は」
「私、ひとりで乗るって言ってるのに、マーカスが」
シオンは少し先でマーカスとジュード、それにアルゴと話すファルを見つめた。
ファル一行は出立し、休憩のためにガイザ帝国との国境の手前で兵を止めた。
兵達の列は長く、最後尾がここに到達するにはまだ時間が掛かりそうである。
香は爽やかな風を感じながら岩場に腰掛けてシオンを見上げた。
「本当によかったの?後悔してない?」
香の問いに、シオンはしっかりと頷いた。
「うん、してない。やっぱりファルが心配だし離れたくないから」
それに、香のことも。
マーカスの言葉が胸にのし掛かる。
「そのわりにはマーカスと馬に乗ったりするからイライラしてるわよ、王子様は」
「私、ひとりで乗るって言ってるのに、マーカスが」
シオンは少し先でマーカスとジュード、それにアルゴと話すファルを見つめた。


