「ガイザ帝国を通るという事がどういうことか……奴等にちょっとした恐怖を味わってもらうのも悪くないだろ」
確かに黄金族人間だけなら、ケシアから北上すればいい話だ。
それをわざわざ、ガイザ帝国を通過するということは。
ガイザ帝国の北側には、ロー帝国があり、彼らはメルの都をアーテス帝国に奪われ、憎しみに燃えている。
香は呆れたように唇だけで笑った。
「悪党がいるわよ」
マーカスが香に微笑んだ。
「いや、善人だと言ってもらいたいな。アーテス帝国に、敵は我らリーリアス帝国だけじゃないと、わざわざ教えてやるんだからな」
「奇襲作戦が無駄になるわよ?」
「十分に奇襲だろ?我が王、ダグダ軍は西の山脈沿いからニア帝国に入ってるんだ。白金族人間に知られることなく内密に」
確かに黄金族人間だけなら、ケシアから北上すればいい話だ。
それをわざわざ、ガイザ帝国を通過するということは。
ガイザ帝国の北側には、ロー帝国があり、彼らはメルの都をアーテス帝国に奪われ、憎しみに燃えている。
香は呆れたように唇だけで笑った。
「悪党がいるわよ」
マーカスが香に微笑んだ。
「いや、善人だと言ってもらいたいな。アーテス帝国に、敵は我らリーリアス帝国だけじゃないと、わざわざ教えてやるんだからな」
「奇襲作戦が無駄になるわよ?」
「十分に奇襲だろ?我が王、ダグダ軍は西の山脈沿いからニア帝国に入ってるんだ。白金族人間に知られることなく内密に」


