シオンズアイズ

「嫌です、そんなの」

寝食を共にする?冗談じゃないわ。

シオンの拒絶を、カイルはまるで気付かないというような無反応で返した。

それからシオンに腕を伸ばして、少しだけ身を起こさせると、手に持っていた器を差し出した。

「薬です。飲んでください」

シオンは再び頭を振った。

「嫌だ、飲まない」

カイルはフッと笑い、器を自分の口に運ぶとグイッと天井を仰いで飲み干した。

「んっ……!」

それから素早くシオンに口付けたかと思うと、彼女の鼻をつまんだ。

「やめてっ!」

顔を振って逃れようとするシオンの後頭部
を荒々しく掴み、彼女の抵抗を阻止すると、カイルは一気にそれを流し込んだ。