◇◇◇◇◇◇
シオンは激痛で目覚めた。
シリウスに刺された左足の甲には、しっかりと布が巻き付けられ、手当てがされていた。
足を押さえて泣き叫ぶシオンの前に、彼の部下らしき人物が現れたかと思うと、無理矢理苦い液体を喉に流された。
それからの記憶がない。
ただ彼の、冷たい海のような青い瞳だけを覚えていた。
「お目覚めですか?」
急に声がして、シオンはビクッと身体を震わせた。
反射的に身を固くし、部屋の隅に眼をやる。
真横のランプの灯りが逆光となり、声のした方が暗くて見えない。
怖い。
「そんなに怯えないで下さい」
シオンは激痛で目覚めた。
シリウスに刺された左足の甲には、しっかりと布が巻き付けられ、手当てがされていた。
足を押さえて泣き叫ぶシオンの前に、彼の部下らしき人物が現れたかと思うと、無理矢理苦い液体を喉に流された。
それからの記憶がない。
ただ彼の、冷たい海のような青い瞳だけを覚えていた。
「お目覚めですか?」
急に声がして、シオンはビクッと身体を震わせた。
反射的に身を固くし、部屋の隅に眼をやる。
真横のランプの灯りが逆光となり、声のした方が暗くて見えない。
怖い。
「そんなに怯えないで下さい」


