恋する白虎

永舜は、若干嬉しそうに答えた。

「修業だ。
百年間修業して、その成果を大聖(だいせい)白虎様に評価していただき、認められたら一人前の白虎として共に西天を治めるんだ。いずれは大聖白虎の座を継ぐ予定なんだが」

…は?なに言ってるの、この虎は。

「今日、カレーだから」

あれ、興味が湧いたんじゃなかったのか。

……。

永舜は、銀の髪をクシャクシャ掻きながら、杏樹の後を追った。