恋する白虎

そこで一度言葉を切ると、杏樹はグッと背伸びをして永舜に顔を近付けた。

「生肉禁止だから!!!」

大きな濃い茶色の瞳に真っ直ぐ見つめられた永舜は、思わず頷いた。

「分かった、約束する!」

「生きてる動物を捕獲して食べちゃうのも絶対に禁止だから!」

「分かった!」

「ご飯食べたら歯磨きする事!」

「うん」

「お風呂には毎日入る事」

「うん!」

ん?歯磨きに、風呂…?

永舜は、驚いたように杏樹を見た。