「鴆(ちん)とは、全身が猛毒の、妖鳥だ」
妖鳥…?
リンが不安そうに大きな瞳を震わせた。
「鴆は、凄く危険なんです。鳥の姿の、毒の塊なんです。
羽から猛毒を振り撒き、鴆が羽ばたいた場所は瞬く間に何もかも枯れ果てます。石だって溶けてしまいます」
え…。
「その毒の塊が、西天に向かってる」
忌々しそうに永蒼がそう言うと、リンは唇をかんだ。
永舜は、涼やかな眼差しをチラリと永蒼に向けると、静かな声で言った。
「俺は一部の炎隊を率い、西天の手前で鴆を待ち伏せ、焼き殺す」
永蒼は、頷きながら不敵な笑みを浮かべ、低い声で呟くように言った。
「蘭寿草は十分にある。
鴆に解らせてやろうぜ。西天に近づくと痛い目みるって事をな」
二人の白虎は互いを見つめて頷いた。
妖鳥…?
リンが不安そうに大きな瞳を震わせた。
「鴆は、凄く危険なんです。鳥の姿の、毒の塊なんです。
羽から猛毒を振り撒き、鴆が羽ばたいた場所は瞬く間に何もかも枯れ果てます。石だって溶けてしまいます」
え…。
「その毒の塊が、西天に向かってる」
忌々しそうに永蒼がそう言うと、リンは唇をかんだ。
永舜は、涼やかな眼差しをチラリと永蒼に向けると、静かな声で言った。
「俺は一部の炎隊を率い、西天の手前で鴆を待ち伏せ、焼き殺す」
永蒼は、頷きながら不敵な笑みを浮かべ、低い声で呟くように言った。
「蘭寿草は十分にある。
鴆に解らせてやろうぜ。西天に近づくと痛い目みるって事をな」
二人の白虎は互いを見つめて頷いた。


