次の日、まさとは学校に来た。
本来ならあるべき姿。。。。
やっぱりまさとがいるのといないのでは
大きな違いだ。

きもたんをじーっと見つめながら
ぼーっとしていると
一瞬だけ目が合い、
少しだけ微笑んでくれた。
きもたんにはほんとに感謝しなくては。。。
。。。

授業が終わり、
佐藤くんにもストーカーの話しをした。
びっくりして固まっている。。
そして佐藤くんが発した言葉に
私もまさとも衝撃を受けた。。。

「。。。俺も。。嫌がらせ受けたかも」

佐藤くんが誰かから送られてきたメールを
見せてくれた。
差出人はフリーメール。。
件名に
飯田ゆなに近づくな
と記載があり、
画像が貼り付けられていた。
。。。

私の写真。。

制服姿で電車に乗っている写真。。

多分学校に行く途中。。

えっと。。
これは。。。。
どういうことなんだっけ??

。。。

「もしかしてストーカーされてんのって。。。
俺らじゃなくて、、、ゆな??」

この状況ってそういうこと?
。。。

「佐藤は、着信は?」

「あー。たまにずっと
着信鳴り続けてたりする。」

「それなのにおまえ平然とゆなと話してたよかよ」

「なんかあっても俺にしか被害ないと思ってたし。それにこの一回しかメールきてないからさ。そこまで重い問題だと思ってなかった」

「。。。おまえな。。ゆなになんかあったらどーすんだ?」

「。。。。」

「ほらやめて!私は大丈夫!!
。。。。
ほら、私二回しかいたずらされてないし??
みんなの方が被害にあってる。。。」


「なにされたの?」
そか。佐藤くんにはいってなかった。。

「えっと。。ブレスレット壊されたのと。。
あと靴の中に画鋲が入ってた。。それぐらいだよ?かわいいもんでしょ?」

「。。全然かわいくないし。十分卑劣なことされてるから。ってことは、学校のやつってことは間違えないか。
。。。
ゆなのファン。。。今いっぱいいるから。。
特定するのは難しい。。
。。。」

「え?。。。男かな?」

「だろ普通。。。そう考えると、やっぱゆな危ないな。。結局男のほうが力強いから。。
なんかあってからじゃ遅い。。これきも担任にはなしとこ?俺たちの域をこしてるって」

「。。。大丈夫。わたしは!」