やっぱり、ゆいのいた施設は怪しい。
店を出て、施設に向かった。
施設にはどのくらいの子たちがいるのだろう。
ゆうはいつまで施設にいたのだろうか。

でもゆいが菅さんの家に泊まるようになっても、 施設に居たのだろうか。
でもゆうはきっとゆいが急にいなくなったら、
探し回ってどうにかしていたはずだ。。。

先にゆうが施設を出ていたのかもしれない。

。。。
わからない。。


考えながら歩いて行くとあっという間に施設についた。

今日は学校は休み。
まだ8時前。朝ごはんを食べている時間だろうか。。

児童養護施設は三階だてで、ちょっとしたアパート並みの大きさ。
小さいけれど、砂場やすべり台などの
遊具がある。。小さい子がいるからだろう。。
この大きさで子供はどのぐらい、住んでいるのかはんからないが、やけに静か。。声が聞こえない。。
。。。
ブルルルーンきぃー。
「ゆなちゃん?」
。。。え?

「びっくりしたー!菅さん、なんでこんなところに。。。?」

「それこっちのセリフ。俺いまお疲れさんなのー。」
そか。。
お店から菅さん家まで通り道なんだ。。

「ちょうどよかった、ゆなちゃんに会いたかったし。ほら、乗って」
無言で私はバイクに乗り込んだ。。。
私も菅さんには聞かなくては
いけないことがある。。。