猫の出会う日~黒猫が白猫になる日~




『白猫、できたよー?』


白「ありがとう。」


ぽんぽんと優しく頭に手を置く


『いただきます』


白「いただきます!」


こんな感じの頃もあったなぁ


みんなでいただきますって言って


食べる…


今でも覚えてる


パパとママ、私の3人で


手をあわせて…


いただきますって言って食べる


家族


白「…こ……ねこ?……黒猫?」


『ん?どうしたの?白猫』


白「いや。ぼーっとしながら涙流してるから」


涙?


目の下を触ると温かいものが当たった


泣いてたんだ


白「どうかしたの?」


『うん…。親のことを思い出してね』


白「そうか…。僕の父親は通り魔事件でナイフで刺されて死んだ。母親は、こんな僕のために働き詰めで、ある日倒れて、病院に運ばれ、検査したら、悪性の癌に体中が蝕まれて、それから、しばらくして死んだよ。」


白猫も私と似てる…


白「僕は、君とは似てないよ?」


え?なんで、今思ったことがわかるの?


もしかしてエS…「エスパーじゃないからね?」


『へ?なんで?だって、白猫は私の心読みとったでしょ?』


白「はぁ…。思いっきり声にだしてましたよ?」


『まじですか…』


暗い話から明るい話になったときには


ご飯は食べ終わっていた。