勝手に百人一首

…………もー、大石のばか!!




どんな顔すればいいわけ………?






もう、今井くんの顔、まともに見れないーーー。






「バカ、邪魔すんなよ!

空気読め、大石!!」






突然、今井くんが叫んで、大石君の肩を殴った。





あたしはぽかんとして今井くんを見る。





今井くんは少し顔を赤くして、言った。






「今から告るんだよっ!!」






……………え?




呆然として今井くんの顔を見ていると、今井くんは「あ」と声をあげて、しまった、という表情になった。





そして、困ったような顔であたしを見下ろした。






「…………」





「…………」