家に帰ってきて、 考えに考えた結果がこれ。 そして輝は私の思惑に引っ掛かり、 気がつかなかった。 もちろん、 料理は感謝の気持ちを込めて作った。 料理と一緒にテストを出したから、 大丈夫だったみたい。 「このテストをどこに隠すかな……」 輝がお風呂に入ってる間に隠そうと、 今私は部屋にいる。 このテストさえなければ、 私は幸せに夏休みを過ごせる……! 「隠すって何を?」 「わぁっ?!」 振り返ると、 シャンプーの良い香りがする輝が立っていた。