「……」 沖田が出ていったあとの、沖田が座っていた囲炉裏を千秋はぼうぜんと見つめる。 (沖田さんは、私に美しいって言ったのも、もしかしたら明日から巡察に私を連れていくのに気まずくなりたくないから、場をなごませるために言ってくれたのかな?) 千秋はふとそう思ったが、 千秋に物の四時間前ほどには“斬る”“斬る” と言っていたので、この考えは安易なものかと思いとどまる。 (沖田さんって、よくわからない人だなぁ) …ってなんで私は沖田さんのことばかり考えているんだ?