「ちょ、ちょっとみんな待ってー!」

「赤りんご!早くしねぇと遅れるぞ!」

「そ、そんなことわかってます!」

でも、走るのは苦手なんだってばー!

短距離ならまだ走れるけど!

そう思いながら、私は全力疾走でみんなのあとを追いかけた。

私はこのとき気づいていなかった…。

わたし達の関係が少しずつ壊れてカタチが変化していることに…。