恋の定義──そして今日も、君を想う──

会話が続かない。

もっと話したいと思うほど、緊張して次の言葉が出てこない。

ユウが焦りを感じた時。

「高3の夏にね…新聞社の写真コンクールで賞もらって…。それで、続けてみようかなぁって。本当はちょっと悩んでたんだけどね。」

「…何に?」

「うん…。分かりやすく言えば、スランプって言うか。撮りたい写真、撮れなくなってたから。ちゃんと勉強したら私の礎になってくれるかもと思って芸大の写真科に行って…。」

「そうなんだ。賞獲った写真って、どんな写真?」

「……言葉で説明するのは難しいよ。」

(離れていくユウの後ろ姿だなんて…言えないよ…。)

レナは曖昧に答えた。