「はあっ、はあっ…。」
長州藩邸へと向かう。
はやく…はやく行かなきゃ。
そしてついた長州藩邸。
まだ、何も起こっていないくて、一安心だ。
長州藩士たちが駆け付けて火を放ったはず。
戦が行われているであろう道は避けて、かなり遠回りをしてここまで来た。
それでも、たまに道中、人が怪我をしていたり、亡くなっていたり…。
道中の出来事を思い出していると、数人の男たちがこちらに向かってくる。
そして、長州藩邸に火を放とうとしていた。
「待って!!」
男たちがこちらを向き、刀先を私に向ける。
「お願い。
火を放つのだけはやめてください。
その火で京の都のほとんどがなくなってしまうかもしれないんですよ?
おねがいです…。」
男たちに訴えかける。
「貴様、何者だっ!!」
一人の男が口を開いた。
「待て、真木。」
もう片方の男が真木と言われる人物に止めに入る。
「しかし、久坂!!」
男は久坂というようだ。


