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「美奈ー?」
僕…いや、俺は美奈を探している。
ここは静かなもので、今、大きな戦が行われているとは思えないぐらいだ。
美奈が暇していると思い、話をしようと思ったのだが、どこにいっても見当たらない。
山南さんが僕が来た反対側から歩いてきたので話しかけた。
「山南さん、美奈、知らない?」
「いいえ。
何かありましたか?」
「どこ探しても見当たらねぇんだよ。」
「変ですね。
外は危ないから、屯所内にいるように言ってあるはずですが…。」
「美奈、外に行ってたりしないよね?」
「草履、見てみますか。」
二人で草履の確認へ行く。
「…ない。」
「美奈さん…外に行ったようですね。
って藤堂君!?
どこに行くんですか!!」
「美奈を、美奈を探してくる!!」
俺は気が付いたら外へ飛び出していた。
美奈…どこに行ったんだよ…。


