「美奈、お前も行きたかったのか…?」
「え…?
そ、そんなことないよ!!」
私は慌てて訂正する。
「なぁ美奈。
俺たちのやってることは間違ってないよな…?」
「うん。
大丈夫。新選組の皆が進んでる道は間違ってない。」
ふと平助君と目が合う。
なにか不安があるときの目。
「美奈、この戦が終わるまで屯所にいろ。
外はあぶねぇから。」
「…うん。」
ごめんね、平助君…。
――――――――――
ある程度落ち着いた時、外に行く準備を進める。
「よしっ…。」
私は誰にもばれないよう、屯所を出て行った。
「早く…行かなきゃ。」
街中を駆け抜ける。
腰に刀を下げて、いつでも戦えるように。
途中、戦いに巻き込まれないように注意もしながら長州藩邸へ向かった。


