百花繚乱―新選組―  第二幕



「美奈、お前も行きたかったのか…?」


「え…?

そ、そんなことないよ!!」


私は慌てて訂正する。



「なぁ美奈。


俺たちのやってることは間違ってないよな…?」


「うん。

大丈夫。新選組の皆が進んでる道は間違ってない。」



ふと平助君と目が合う。


なにか不安があるときの目。


「美奈、この戦が終わるまで屯所にいろ。

外はあぶねぇから。」



「…うん。」


ごめんね、平助君…。




――――――――――


ある程度落ち着いた時、外に行く準備を進める。



「よしっ…。」


私は誰にもばれないよう、屯所を出て行った。




「早く…行かなきゃ。」


街中を駆け抜ける。


腰に刀を下げて、いつでも戦えるように。




途中、戦いに巻き込まれないように注意もしながら長州藩邸へ向かった。