もともとこの時代の人たちって町人は毎日風呂に入ったりしていて…。
武士はさすがに毎日入ることはなかったけれど、3日に一回は入っていたはず。
それが原田さんは2週間に一回。
臭いに決まっている。
「ねぇ原田さん。
唐突に聞くけど、甘味屋のおまさちゃんのこと、好きでしょ?」
「―えっ!?」
慌てる原田さん。
耳まで真っ赤だ。
「原田さん、お風呂の回数、増やした方がいいよ…?」
「なっ、なんでだよ!!
美奈には関係ないだろ!?」
「ふつう、少なくても3日に1回は入るじゃん?
それが原田さんは2週間に1回だからさ、臭いって思われてたら、嫌じゃん?
私、原田さんの恋、応援したいし。」
思ってもいない言葉をすらすらと並べる美奈。
「そっ、そうか!!
そう言うことなら仕方ない!!」
「うん、原田さん、これからはちゃんとお風呂入ってね?」
「おうよ!!」
そう言って原田さんはルンルンと部屋を出ていった。
原田さんって単純だなぁ…。


