百花繚乱―新選組―  第二幕



注文した物を運んできたおまさちゃんと少し話をする。



「美奈はん、毎度おおきに。」

「いえいえ。

おまさちゃん、新選組の原田ってわかる?」

「はい。知っとりますよ?
それが何どっしゃろか?」

「いやね…うーんと…。
正直に言ってね?
原田のこと、どう思う?」

「原田はんどすか?
そやなぁ。
なぁんか色々してますけど、正直言って、嫌いやなぁ。

あのお方、少し臭いんですよ。
悪い人ではないと思うんですけどねぇ。」


「…あ、そうなんだ。

うん、わかった。
ありがとう。

引き留めてごめんね?」


「そんな。

では、ごゆっくり。」



そう言っておまさちゃんは店の奥へと消えて行った。







はぁ。臭い、ねぇ…。





屯所に戻り、原田のもとへ向かう。


「ねぇ、原田さんいる?」


「おぅ、美奈か。
はいっていいぞ。」


「原田さん、お風呂、ちゃんと入ってる?」

「風呂ぉ?

そんなもん2週間に1回だが?」


「はぁぁぁ。」

やっぱり、そうでしょうね。