百花繚乱―新選組―  第二幕



ポカンとする二人。


「じゃ、じゃあ、おまさちゃんとも知り合い…?」


「はい。 

そうですよ…?」


肩を落とす原田さん。


そんな姿に疑問を覚えた。


それに気が付いたのか否か、


「大方、これまでの努力が…とか思ってるんだろうよ。」

と永倉さんが耳打ちしてくる。



へぇ…。
そんなに好きだったんだ。




「おまさちゃん、いつもの!!」


「まいどおおきにー!!」


私は注文をして、店内の四人掛けのお座敷みたいなところに座った。

隣には永倉さん。
向かいには原田さんが座る。




「おまさちゃん、団子1つ頂戴!!」


「おれは餡蜜で。」


原田さんに続き、永倉さんも注文をする。

その度におまさちゃんの元気な声が店内に響いた。



それを聞いて、ニヤニヤする原田さんは少し気持ち悪い…。


今日は甘味を食べた後、すぐに屯所に帰ったのだった。




後日、今度は一人でおまさちゃんの働く甘味処へ行った。



「おまさちゃん、またいつもの!!」


「はいよー!!」