ポカンとする二人。
「じゃ、じゃあ、おまさちゃんとも知り合い…?」
「はい。
そうですよ…?」
肩を落とす原田さん。
そんな姿に疑問を覚えた。
それに気が付いたのか否か、
「大方、これまでの努力が…とか思ってるんだろうよ。」
と永倉さんが耳打ちしてくる。
へぇ…。
そんなに好きだったんだ。
「おまさちゃん、いつもの!!」
「まいどおおきにー!!」
私は注文をして、店内の四人掛けのお座敷みたいなところに座った。
隣には永倉さん。
向かいには原田さんが座る。
「おまさちゃん、団子1つ頂戴!!」
「おれは餡蜜で。」
原田さんに続き、永倉さんも注文をする。
その度におまさちゃんの元気な声が店内に響いた。
それを聞いて、ニヤニヤする原田さんは少し気持ち悪い…。
今日は甘味を食べた後、すぐに屯所に帰ったのだった。
後日、今度は一人でおまさちゃんの働く甘味処へ行った。
「おまさちゃん、またいつもの!!」
「はいよー!!」


