百花繚乱―新選組―  第二幕



「え…?」


身を乗り出して聞いてくる原田さんに後ずさりをしながら言う。




その言葉を聞いた瞬間、固まる原田さん。



「…失礼しまーす…。」


私は石化した原田さんをよそに、その場を後にしたのだった。







――――――――――


「みーなっ?」



そう言って部屋にいた私に後ろから目隠しする彼。



「んー、誰ー?」


わかってるけど、あえて知らないふり。




「美奈ちゃーん、誰でしょー?」


「んー…。


わかんない。」


そっと目隠ししていた手を外される。


「ちょっと美奈ー。

恋仲のことわかんないってどういうことー?」



ぷくっと頬を膨らませて私の顔を覗き込む平助君。



そんな彼に、私はつい吹き出してしまった。




「ちょっと美奈ー?」


ニコニコ笑顔で聞いてくる平助君。



「ごめん、つい、おかしくって…。」