翌日、大根を日干ししはじめた。
昨日は結局、食べたいと思った洋食は素材がやっぱりなくて、その上時間もないことから断念せざるを得なかった。
「うーん…。
いっか、これで。」
八木さんに許可をもらって、軒下の方で大根を干す。
「おぅ美奈、何干してんだー?」
向こうの方から原田さんがやってくる。
「大根ですよ?
見ればわかるじゃないですか!!」
「おー、たしかに、見ればわかるな!!
で、大根干して何作るんだ?」
「沢庵ですよー。」
「なに!?
沢庵だと!?」
「はい、沢庵ですけど。」
原田さん、そんなに驚いてどうしたんだろう?
「土方さんの好物じゃねぇか!!」
――あぁ。そこね…。
「そうですね。
本当はさんまとか漬けたいんですけど、なかなか新鮮なものってなくて…。」
「なに!?
さんまだと!?
どこだ!!
さんまは!!」
「さんまはありませんよ…?」


