毎日のように八木さんが糠床をかき混ぜているはず…。
「ぬかずけ…できるかも。」
たしか土方さんが大好きな沢庵もぬかに漬けることでできたはず。
「すいませーん!!
えっと…大根と白菜と豆腐ください!!」
「まいどあり!!」
ルンルン気分で屯所に向かう。
「八木さんにぬかずけのやり方おそわろーっと!!」
道の真ん中をスキップをしながら通る。
するとある人物とすれ違う。
後世で日本の偉人として語り継がれる人。
でも、美奈は気が付かなかった。
「なんじゃ、奇怪なおなごじゃのー。」
ケラケラ笑いながら歩き出す彼。
才谷梅太郎。
またの名を
坂本龍馬。
今、美奈とすれ違った彼こそがあの坂本龍馬だったのだった。


