小野田志穂side。 「志穂!」 「どっ、どーしたの、やっぱりダメだった…?」 プレゼントがいけないから こんなに怒ってるのかな? そう思ったからかけた声に予想外の返答。 「悪い、ちょっと出かける! 絶対ここに居ろよ?! すぐ戻ってくるから!」 私が返事をする前に翔太は出ていってしまった。 時刻は午後5時30分。 1人呆然と座り尽くしていた私だった。