そう勝手に解釈して、ロイルの身体を押す。 「もう大丈夫、倒れないから・・・・・・ロイル?」 「・・・・・・しばらく、こうさせていてくれないか」 カアアァと、身体の体温が上がった。 なんなの。 ロイルが壊れたよぉぉぉお! それでも、私はそれにあらがうことが出来ず、そのまま抱きすくめられていた。 そのあと、城へ来たアンゼリカがニヤニヤしていたから、さすがにロイルを引きはがしたけど。 そして、城の真ん中では、千がお姉ちゃんを抱きしめたまま、動かなかった。