黒猫執事

部屋を出た私は、この大きいお城から抜け出そうと考えた。


誰にも見つからないように階段を下りて、大きな扉を開けようとしたら後ろから声がした。



「お嬢様、どちらへ行くのですか?」


後ろを振り向くと、海斗がたっていた。



「ぎゃーーーーーーーーぁ!」



走って逃げようとしたけど、腕を掴まれてしまった。




「逃がしませんよ、さらお嬢様。」



振り払おうとしたけど、彼のつかむ力が強くなっていき、振り払えなかった。





こうなったら、あれだ!





「あっ、あそこに誰かがいる!」



海斗の掴む力が弱くなったときに振り払い、扉を開けて逃げた。



外へ出た瞬間、綺麗なお花畑と噴水があった。



思わず見とれていたら、後ろから海斗が追いかけてきた。

  


やばい、見とれてる暇はなかった。




私は近くにあったベンチの下に隠れた。