「やめてっ、おろして!」 だんだんと、月のある方向に向かっていった。 私が暴れたり蹴ったりしてもビクともしない。 「誘拐だぁーーーーー!」 何度も叫んでいたら、私のおでこに彼の手が当たった。 何だか目がしょぼしょぼしてきて、そのまま眠りについてしまった。