「カフェオレでいい? まどか、コーヒー飲めないもんな」
「よく分かってんじゃん。 さっすが私の弟!」
「弟じゃねえし…」
弟みたいなもんだよ。
と思ってニヤニヤしていた。
てか、留貴、身長のびた?
私よりちっちゃかったのに、今じゃ私と同じくらい。
「ほら」
渡されたのは、氷のたくさん入った、あまーいカフェオレ。
「おーいしーい」
そう言うと、留貴は、ふっと笑った。
「何、その笑い方。 ムッツリっぽいよ?」
「ムッツリじゃねえし」
「あんた、もう少し中学生らしくしたら? なんか落着きすぎて、どっちが年上か分んなくなる」
「おーきなお世話」
留貴は苦そうなアイスコーヒーを飲んでいた。
「私より大人かも」
そう呟くと、
「まだまだ子供だよ、俺」
そう言って、私の好きなガトーショコラを出してきた。
「よく分かってんじゃん。 さっすが私の弟!」
「弟じゃねえし…」
弟みたいなもんだよ。
と思ってニヤニヤしていた。
てか、留貴、身長のびた?
私よりちっちゃかったのに、今じゃ私と同じくらい。
「ほら」
渡されたのは、氷のたくさん入った、あまーいカフェオレ。
「おーいしーい」
そう言うと、留貴は、ふっと笑った。
「何、その笑い方。 ムッツリっぽいよ?」
「ムッツリじゃねえし」
「あんた、もう少し中学生らしくしたら? なんか落着きすぎて、どっちが年上か分んなくなる」
「おーきなお世話」
留貴は苦そうなアイスコーヒーを飲んでいた。
「私より大人かも」
そう呟くと、
「まだまだ子供だよ、俺」
そう言って、私の好きなガトーショコラを出してきた。


