歌が運ぶ二人の恋

やっぱり、里音は照れると可愛い。

『私の他にも、優や心愛もすっごい心配してたんだから、明日は来なさいよ』

「うん、そのつもり」

『そっか、じゃぁまた明日ね』

「うん、また明日」

通話を終えた私は、正宗と向き合う。

「正宗」

「な、何だよ!」

「大好き!」

「はっ?」

私は、正宗に飛びつき抱きしめる。

「そんなの分かってるつの、さっき聞いたから」

「さっきもじゃなくて、これからもずっと言ってくよ、どんな時だって、私は正宗が大好きだって」

「やべぇ、毎日そんなこと言われたら理性保てねぇかも」

「えっ?」

「いや、こっちの話だ。とりあえず、今日のところはもう一度寝ろ」

「えっ、ちょっ!?」

正宗は、私を抱き上げるとベッドに寝かせる。

「さっきまで寝てたから、当分は寝れないよ」

「それでも寝ろ、もし寝れないなら俺が寝かせてやろうか?」

「えっ?」

正宗は、私の手首を抑えると覆いかぶさった。

「ちょっ、正宗?!」

「さぁどうする?このまま大人しく寝るか、俺に寝かせられるか」

そ、そんなこと聞かれても。

「正宗の意地悪……」

「そうか?」