そんなことを言った俺が、蘭を好きになったんだ。
「ほんと、馬鹿だよな俺は――」
でも、今は俺の気持ちをあいつに伝える気はない。
お互いに忙しい時期だし、もう少し整理してからだな。
「確か、あいつと出かけるのそろそろだよな?」
ケーキ食べ放題をあいつに誘われて、楽しみって気持ちは軽くある。
「これって、デートだよな」
いや、デートじゃなくてこれは。
「ただのお礼だ!」
浮かれちゃいられない、意識せず普段通りあいつと接する。
「あれ?正宗まだ残ってたの?」
「りょ、涼介?!」
「もしかして、自主練習?」
「そ、そうだよ!俺がダンス担当者なんだから、自主練習しないと覚えられないだろ!」
なんてのは嘘だ。
まぁ、たまに自主練習で残ることはあるけど。
「ほんと、馬鹿だよな俺は――」
でも、今は俺の気持ちをあいつに伝える気はない。
お互いに忙しい時期だし、もう少し整理してからだな。
「確か、あいつと出かけるのそろそろだよな?」
ケーキ食べ放題をあいつに誘われて、楽しみって気持ちは軽くある。
「これって、デートだよな」
いや、デートじゃなくてこれは。
「ただのお礼だ!」
浮かれちゃいられない、意識せず普段通りあいつと接する。
「あれ?正宗まだ残ってたの?」
「りょ、涼介?!」
「もしかして、自主練習?」
「そ、そうだよ!俺がダンス担当者なんだから、自主練習しないと覚えられないだろ!」
なんてのは嘘だ。
まぁ、たまに自主練習で残ることはあるけど。



