美紗が泣きだしてから、何分くらい経ったのか


もう既に病院に着いていたが、美紗が苦しみの全部吐き出すまで待たないとまた、苦しみを重ねていく





美「...大貴ありがとう、、、。もう着いたんだよね、ごめん。」

大「いいよ、全部吐き出したか?」

美「...うん。」

大「美紗、さっきのこと静夜が美紗を信じるって言ったら、話していいか?」

美「うん、、、。大貴の判断に従う。大貴に任せる。」


大「わかった。
そろそろ行くか。」


俺は車から降りて、美紗がいる方のドアに向かった

岳人は車椅子を取ってきてくれていた

岳「大貴さん、持ってきましたよ。」

大「ありがとな。」

岳「いえ。」

ガタッ

大「美紗、これ乗って。」

美「え...やだ。」

大「なら、お姫様抱っこがいいのか?」

美「やだ..歩いていく。」

美紗が車から降りようとする


左足を踏み出そうとして、前に倒れそうになる


大「ッ!!...危ねー。」

美紗を支えた

そして車椅子へ




そんなことをしてる間に岳人は受け付けに言っていた


今日は空いていた