俺は、菜穂とバイクに乗った


菜「錬、いい体してるね。
腹筋割れてるでしょ?」

錬「そりゃーな。菜穂、彼氏いるんじゃないのか?」

菜「今、海外なの。でも、来年結婚すんの。」

...結婚か

やっぱり、菜穂は俺の前を行く



どんなに追い付こうとしても、歳の差は埋められない


俺は16、菜穂は21

菜「留学だって。来年卒業だから、それに合わせるんだって。卒業してから、結婚すんの。」


錬「菜穂、おめでとう。」


菜「ありがとう。結婚式呼ぶね。」

錬「おう!菜穂の花嫁姿みるわ。」



菜「、、、ね、錬。気づいてる?後ろ...。」


錬「ああ。わかってる。遠回りするが、撒くから大丈夫だ。」

菜「ごめんね、錬。
錬は錬で大変なのに。」

錬「謝んな。菜穂は悪くない。
飛ばすから、しっかり掴まっとけ。」

菜「錬、、、。ありがとう。」