夜、布団の中で、猛烈な後悔に襲われた。



結衣の、悲しそうな瞳。


そんな思いをさせてしまったのも。


すぐわかるような嘘をつかせてしまったのも、オレのせい。



テレくさいからと、約束を守れなかったオレのせいなのだ。






……ごめん。






こんな情けない男で、本当にごめん。




だけどもう二度と、結衣に悲しい思いはさせないから――。