奏人は、最後の最後ですっっごいロマンチックな歌を突っ込んで来て、もう...もろニヤニヤしてました/// も、もちろん本人にバレないようにコッソリと、ですけど...。 4時間なんてあっという間にすぎて、お開きになった。 歩いて帰るという奏人の後ろ姿に、聞こえない小さな声でつぶやいた。 「...す き、だよ...。」 なんで、こんなに好きなんだろうね? 初めは普通に好きで、ひとめぼれだったんだ。 それから友達になって。同じ時間を過ごすようになって、ますます好きになっていって......。