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それは、クリスマスイブのこと。
当たり前のように、付き合って半年経つ彼氏と恋人たちのイベントを楽しんでいたわけだが。

「クリスマスイブ。夜の九時から午前三時まで、恋人たちのやることは決まっています」

「そうだね。俺の部屋でお泊まりしていくことも約束済みなのに、なんで、雨音(あまね)はパジャマ着て、横になっているのかな?」

そんな彼氏は、ベッドに座り、私の髪を撫でたり、頬をむにむにしたりと、寝かせる気はないらしい。

彼氏の家、彼氏のベッド、隣に彼氏。こんな条件下でパジャマ着て眠れる猛者は、私ぐらいなものだろう。

しかして、寝なければならない。

「明日、仕事なんで」

「さて、君の会社に爆発物を仕掛けたとの連絡を入れておくか」

「会社吹っ飛ぼうとも、有給扱いにしてくれないんですからねっ!」


※何が何でも出社せよの社畜魂。