犬系男子を被った王子様




「フフッ…淋らしい…まぁ、いいわ!早く帰りましょ?」


「うんっ!」



そう言い私達は校門に向かって歩き出した。


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「じゃあ私は此方だから…」


「もっと話したかったな…」



香と話している間はあっという間で…
お別れ時間は早い。



「また明日…会えるでしょ?」

「うんっ!…それじゃあまた」



そして私は香に手を振り自分の家へと向かった。